ログハウスでは壁の材木が湿気を吸い、室内空気が乾燥するとその湿気を室内に戻すの で、空気が快適に保たれ、素材もエコロジカルで、防音効果にも優れている。建設費は一 般の木造建物より若干高くつくが、ログハウスはライフスパンが長く、 将来の修理作業は少ない。ちなみに、この9700平方メートルもある「ヒルシカンプス教 育施設」の校舎の利用可能年数はおよそ150年と推定されている。
プダスヤルヴィ町では2013年にも既に「世界最大のログハウス幼稚園」も開園していて2014年9月に見学させてもらった(添付写真)、同町では、今回の「世界最大のログハウス校舎」が、建物の悪質な室内空気環境 を過去の歴史に変えることができると確信している。同町では、将来同じ過ちを繰り返さ ないためにも、「公共施設を建設の際には、原則ログハウスを起用する」という決定を下 した。同町では高齢者用の住居型サービス施設としてログマンションの建設も始まっているようだ。
下記からは当時はまだ建設中だったログハウス学校校舎の外観
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